賞与は何回出せるかじゃない、いくら出せるか
以前「賞与3回」をPRしている求人を紹介しましたが、
賞与が3回出る制度があるだけで、3回出るとは限りませんよ。 「賞与3回」とアピールしている求人 – saint-yuya.com |
そこで賞与を何回出すかよりも、賞与をいくら出したかの実績を記載している方が魅力的だと説明しました。
そんな求人情報を見つけたのでご紹介したいと思います。
求人要項・PR文から気になった部分を抜粋していきます。
本社配属【事務職】★賞与7.9カ月:昨年度
無借金経営★働き方改革推進中★平均勤続年数15年超★女性活躍中【未経験、第二新卒歓迎!】◆高卒以上◆40歳以下◆PCの基本スキル(Excel、Outlook、Word)◎人物重視の採用です◎
【応募条件】
◆高卒以上
◆40歳以下 ※若年層の長期キャリア形成を図るため
◆PCの基本スキル(Excel、Outlook、Word)
採用予定人数 3名
◆昇給/年1回
◆賞与/年2回(2019年度実績:6.77ヶ月)
★直近3期、臨時ボーナス支給有★
この求人の気になった事
このように直近の賞与は基本給の何ヶ月分出したかを明記してくれているのはとても良いです。
これによって少なくとも賞与が出せるくらい業績の良い会社である事が確定します。
事務職は裏方の仕事です、メインで「稼ぐ」部分の仕事には携わりません。
それなのにこれだけのボーナスを貰えるのだから、会社の業績が絶好調なのでしょう。
入社に必要な条件も
・高卒以上
・40歳以下
・PCの基本スキル
とハードルがかなり低めです。
ただ、私が評価したいのは採用予定人数を3名と明記している事です。
これによってその3枠を巡って多数の応募が来る中から、質のいい3人を選んで採用出来るのです。
常に求人を募集中だと、
・退職者が多くて、常に人手不足の会社
・質が悪くても、とにかく人を雇いたい会社
というイメージになります、それはブラック企業の入口です。
理想論だけでなく、事実に基づいたデータを公表してくれている求人は信用出来ます。
ブラック企業入社を回避するためにも求人票の見方として是非覚えておいていただきたいです。
Source: ブラック企業からホワイト企業へ転職成功「お金を稼ぐ」を考える転職ブログ
業績が良ければ事務職でも賞与が8ヶ月分も出る!